ベトナム戦争はアメリカの敗戦という世間の勘違い〜2015年の新事実〜
こんにちは。ぐちゃんです。
昨日、タイでの滞在延長も終え、一層海外事業に力が入る今日この頃。
火曜日は、一番気持ちを引き締めないといけない曜日だと思いますが、お互い頑張りましょうね。
さて、本日も東南アジアネタ。
とりわけ、ご近所のベトナム情勢が非常に気になり、ぐちゃんも勉強しています。
記憶に新しいのがベトナム戦争です。
ベトナム戦争は、北ベトナムと南ベトナムの内戦に近い戦争と言えますが、事実上、ロシア・中国、そしてアメリカの軍事的介入があり、ベトナム戦争を泥沼化させて事は言うまでもないでしょう。
ぐちゃんも一昨年、ベトナム戦争の跡地である、ジャングル戦闘地・クチを視察しましたが、ベトナム戦争が如何に無益な戦争だったかが、足を運んで良く分かりました。
ちまたでは、「ベトナム戦争でアメリカが敗戦」と唱われていますが、一概にそうではありません。
ベトナム戦争では、軍事的にはアメリカの圧勝だったのです。ただ、アメリカの世論が、これ以上の軍事的な介入を許してくれなかったと個人的には踏んでいます。
物資・最新鋭の兵器、軍事力、全ての面においてアメリカ優位は確かでした。ただ、肝心の本国の世論が、ベトナムにおけるアメリカ軍の素行を許さなかったのです。
戦死者を招くだけのジャングルでの闘い、枯れ葉剤の使用、大麻の乱用等、当時には目に余る行為が多く見られたそうです。
その背景にメディアがいた感は否めませんが、結果的にベトナム戦争に参戦したアメリカ軍は、孤立無援状態になったのでしょう。
風の噂ですが、ベトナム戦争からの帰還米軍は、帰国後も周囲から疎遠され、相当なご苦労をされたようです。
戦争は、相手国との闘いのみならず、世論との闘い、メディアとの闘いでもあると気付かされた今日この頃。ベトナム戦争の悲劇を繰り返さないよう、平和な世の中が実現されていって欲しいものです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。